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志賀直哉のアドバイス

Categoría : その他, 翻訳  Sara Suati  2009 年 5 月 27 日   16:51

先日、ある本を読んでいて、興味深い話を見つけました。

「子どもの頃に渡米して、大人になって日本に戻って来て、日本語で苦労している人がいるのだが、
どうしたものだろう」と聞かれた志賀直哉が、こんな風に答えたそうです。

『その人は、日本語の名文で勉強してはいけない。英語と日本語の間の溝に落ちて、もがくべきだ。
もがき続けることによって、その人の文体ができる。』

日本語の名手である志賀直哉が、“自分の文章で勉強しろ”と言わないところがすごい、アドバイスを
受けた人は、この言葉がとても参考になり、結局、とても分かり易い文章を書けるようになった、
とのお話でした。

 
これは、現在、スペイン語勉強中の私にとっても、非常に心強いお言葉です。
なにしろ、今、正に“もがいている”状態なので。
(もちろん“正しい文章”にたくさん触れることも、また重要だろうとも思いますが)

ふと気付けば、『模範解答なし。西訳・和訳の両方勉強』という、こちらの塾のやり方は、
この志賀直哉のアドバイスに、ぴったりですね。
そんな訳で、これからも自信を持って、もがき続けよう! という気になりました。

Comentarios :  
 

4 Comentario(s) para esta comunicación

 
Komai Dice :

Sara Suatiさん、はじめまして。興味深いお話しをありがとうございます。

私も、訳す時はもがいております。フガフガ・・・もがいてよく言葉の海で溺れたりしています。でも、この書き込みを読んで、これでいいのだ、と思いを強くしました。

日本語のいい文章にももっと沢山触れることも大切なのね、と日々痛感しています。これからもお互いに頑張りましょう。(頑張らずに、頑張りましょう。)

 
 
Sara Suati Dice :

Komai さん、コメントありがとうございます。
同じように感じて頂ける方がいて、嬉しかったです。特に私は、地方で一人細々と勉強しているもので。
「志賀直哉」に興味が湧いてきたので、図書館から借りてきて読んでみたところ、なんだか、とても誠実な人なんだんなぁ、という気がしました。よし、やっぱりこの人の言うことを信用しよう、って感じです。頑張ります。

 
 
Megumi Tani Dice :

Sara Suatiさん、はじめまして。
いたく共感して読ませていただきました。数年前、私が勇気を出して本塾の扉をたたかせていただいた動機のひとつは、この「もがく作業」をとても重要視していらっしゃることでした。スペイン語に取り組むことで、より日本語にも敏感になり、もがきつつ、苦しみつつ、やがて新たな視界が開けてくる…楽しいですね。これからもお互いコツコツと頑張りましょう!と言いつつ、実は明日はe-ten宿題締切日。大変だ!!

 
 
Sara Suati Dice :

Megumi Taniさん、コメントありがとうございます。
私もこちらの講座を受けるようになって、今まで、いかにテキトーな日本語を使って来たか思い知らされました。(スペイン語がトンチンカンなのはご愛嬌としても…)
それに気付いたのが、まず第一歩だった気がします。
はい。これからもお互いコツコツ頑張りましょう!

 

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