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イサーク・アルベニス百周年記念(その1)

Categoría : 音楽  Megumi Tani  2009 年 5 月 20 日   18:17

今年は、スペインの作曲家Isaac Albénizの没後百年にあたります。これを記念して、スペイン大使館では様々な行事が行われています。昨19日夜は、「音楽史の中のイサーク・アルベニス-その独創性と重要性」と題して、濱田滋郎先生の講演会が開かれました。

1860年5月、カタルーニャ地方北部・カンプロドン生まれ。4歳にしてピアノの公開演奏を行うなど、早くから天才的なピアノの才能を発揮。演奏活動の一方で、民族主義的作品から、アカデミックあるいはサロン風のものまで、ピアノ曲を中心に多数の作品を発表。バルセロナ、マドリード、ロンドン、パリ・・・各地で活躍した後、1909年5月、病によりこの世を去った。

上記のようなアルベニスの生涯、作品の概略にとどまらず、彼の愛すべき温かい人柄、他の作曲家たちとの交流、作品にまつわるエピソードetc、多彩な内容が濱田先生ならではの切り口、語り口で紹介され、スペイン語通訳付き2時間の講演がアッという間に終わりました。

お話されている濱田先生の楽しそうなご様子。本当にスペイン音楽がお好きなのだなぁ…と、こちらまで嬉しくなります。私がスペインの歌と出会った頃、すでに先生はスペイン音楽研究の大家でした。当時購入したご著書『スペイン音楽の楽しみ』は、今もって大切な資料です。あまり陽のあたらない分野をひとすじに歩まれるには、語れぬご苦労も多々おありだったこととお察ししますが、お目にかかってお話すれば、そんな事はどこ吹く風、スペインへの素朴な情熱が熱くひたすらに燃えている、そんな方でいらっしゃいます。私自身はもちろん、ジャンルを越えて、スペイン音楽に関わっている者は皆、濱田先生の存在に励まされ、勇気をいただいてきたのではないでしょうか。いつまでもお元気で!!とあらためて願った夜でした。

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