新型電車と新型バス停
Renfeのバルセロナ近郊線の車両がモデルチェンジしつつあり、最近たまたまそれに乗りました。とってもきれいで、車両間の仕切りがなく、広々していて気持ちよかったです。「利用者よ、長くきれいに使ってくれ!」と思いました。バルセロナ市内で見かける、新しいモデルのバス停(来るバスの番号と待ち時間が電光掲示板に表示される)の写真も添付します。
**外見の写真を追加しました。早、落書きがあります。残念。。。(6月8日)
Renfeのバルセロナ近郊線の車両がモデルチェンジしつつあり、最近たまたまそれに乗りました。とってもきれいで、車両間の仕切りがなく、広々していて気持ちよかったです。「利用者よ、長くきれいに使ってくれ!」と思いました。バルセロナ市内で見かける、新しいモデルのバス停(来るバスの番号と待ち時間が電光掲示板に表示される)の写真も添付します。
**外見の写真を追加しました。早、落書きがあります。残念。。。(6月8日)
6月7日に、5年に一度のEU議員選挙があります。その宣伝広告が、バルセロナのカテドラル広場にありました。見た瞬間は、選挙の広告とは思いませんでした。(国民の関心は低いようですが、どんな結果になりますか。。。)
スペインのIVAは、物によってかかる税率が違うことはご存じだと思います。最近、気づいたのですが、同じパンでも税率が違うのです。例えば、普通のbarra de pan (フランスパン) は4%なのに、pan integral やクロワッサンは7%なのです。その他、普通の牛乳は4%、豆乳やヨーグルトは7%、ビール・ワインなどアルコール類は16%、また生活雑貨(トイレットペーパーや洗剤など)や新聞も16%です。(今頃気づくのは、遅すぎ??)
voseoと言うのは、主として中南米の一部の地域で主語人称代名詞の二人称単数形であるtúの代わりに「vos」を使う現象のことを指します。アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイで使用されていることは知っていましたが、中米でも使われていることはよく知りませんでした。最近、エルサルバドルの作家Horacio Castellanos Moyaの小説を読む機会があり、初めてここのvoseoに触れました。vosは一部の時制で独特の活用をします。
私が教えてもらったアルゼンチンのvoseo活用は、このようになります。
直説法現在形はtomás, comés, hacés, tenés のように不規則動詞も関係なく、このようにrを取ってsをつけ、更に最後の母音にアクセントをつけて活用します。
肯定命令はtomá, comé, hacé, tené, decí とこのようになります。なかなか面白いですね。(面白い?)
その他の時制は、túと同じ、と教えてもらいました。
エルサルバドルのvoseo活用もこれと同じだ、との印象を持ったところ、先に読んでいた友人が「接続法の活用がムニャムニャ・・・・・・」と呪文のようなことを言いました。何かな?と思って読み進めていたら、なるほど、異なる箇所を発見しました。
No te movás. (否定命令、「動くんじゃないよ。」)アルゼンチンでは No te muevas.となり、通常のスペイン語と同じです。
Es mejor que no lo sepás. (お前が知らない方がいいんだ。)これもアルゼンチンではEs mejor que no lo sepas.です。
接続法過去が早く出てこないかな♪
とってもニッチな話題ですが、自分のメモ代わりに書かせていただきました!へへへ。
先日、ある本を読んでいて、興味深い話を見つけました。
「子どもの頃に渡米して、大人になって日本に戻って来て、日本語で苦労している人がいるのだが、
どうしたものだろう」と聞かれた志賀直哉が、こんな風に答えたそうです。
『その人は、日本語の名文で勉強してはいけない。英語と日本語の間の溝に落ちて、もがくべきだ。
もがき続けることによって、その人の文体ができる。』
日本語の名手である志賀直哉が、“自分の文章で勉強しろ”と言わないところがすごい、アドバイスを
受けた人は、この言葉がとても参考になり、結局、とても分かり易い文章を書けるようになった、
とのお話でした。
これは、現在、スペイン語勉強中の私にとっても、非常に心強いお言葉です。
なにしろ、今、正に“もがいている”状態なので。
(もちろん“正しい文章”にたくさん触れることも、また重要だろうとも思いますが)
ふと気付けば、『模範解答なし。西訳・和訳の両方勉強』という、こちらの塾のやり方は、
この志賀直哉のアドバイスに、ぴったりですね。
そんな訳で、これからも自信を持って、もがき続けよう! という気になりました。
アルベニス没後百年記念イベント、今日22日は、カルロス・サウラ監督作品『イベリア』(2005)がスペイン大使館で上映されました。
「この映画はアルベニスの音楽とフラメンコ、スペインのクラシック・ダンス、コンテンポラリー・ダンスの融合を集結したものである」とパンフレットに紹介されています。ストーリーはありません。ポップ・クラシック、ジャズ、フラメンコetc、様々なスタイルにアレンジされたアルベニスの曲にのせて、男女の激しくも繊細で美しいダンス映像が繰り広げられました。
大使館地下1階オーディトリアムに、お客様は百人いるか、いないか…。お洒落な音楽とサウラ独特の映像。特別にスペインに関わっている方でなくても、この国の魅力の一端を垣間見ることができる機会だったように思います。もったいない…。
アメリカで、水疱瘡と混同して、
新型インフルエンザ感染者を呼んで集会を開く行為を、
保健当局が「本人と周りの子供らを危険にさらす」と
警告する事態になっている。
弱毒性の今のうちにかかっておこうなどという妄想は、
捨てたほうがいい。
そもそもインフルエンザウイルスは、
非常に変異しやすいウィルスなので、
今かかっても、今秋以降の第2波に有効とは限らない。
一度かかれば二度とかからない、
はしかや風疹、水疱瘡とはウィルスのタイプが違うのである。
また、潜伏期間が長く、
発症前からウィルスを排出するインフルエンザは、
かかってから外出を控えるくらいでは、
感染拡大を阻止できない。
社会のためを思えば、かからないのが一番である。
インフルエンザは飛沫感染である。
咳、くしゃみでとんだ唾液や鼻水にウィルスがいる。
それらがついた手で触った場所にはごっそりいる。
その場にとどまったウィルスは、
同じ場所を触った手について、
その手で鼻や目をこすったり、食べ物を食べたりして、
次の犠牲者に侵入する。
マスクの網目よりウィルスの方が小さいから、
マスクにウィルス自体の吸入を防ぐ効果はない。
しかし、ウィルスを含んだ唾液や鼻水が飛び散るのは防げる。
だから、マスクは咳や鼻水がある人こそつけるべきだ。
石鹸をつけて、念入りに手を洗えば、
御大層な消毒薬や洗浄剤はいらない。
しかし、どこでウィルスが手についているか分からないので、
こまめに手を洗うことだ。
迂闊に目や鼻をこするのはやめた方がいい。
うっかり鼻を触るのを妨げるという点では、
マスク装着も感染予防になるといえるかもしれない。
公共の場所で手を洗う場合は、
水栓にウィルスが付着しているかもしれない。
使い捨てのペーパータオルが備え付けてあれば、
水を止める前に手を拭き、
そのタオルで水栓をつかんで水を止め、
そのまま捨てるといい。
家に帰ったらしっかりうがいをすることだ。
人ごみに近づかない、不要不急の外出は控える。
部屋は十分に加湿し、換気をこまめに行う。
予防策はこれに尽きる。
不幸にしてかかったら、まずは病院に行く前に電話相談だ。
発症(発熱)から48時間以内に抗ウィルス薬を飲むと、
効果的だ。
が、抗ウィルス薬はウィルスを殺す薬ではない。
のどなどの粘膜で増えたウィルスが
体に出ていくのを止める薬だ。
実際にウィルスに対抗して病気を治すのは、
本人の免疫力だ。
抗ウィルス薬は飲み始めた時点以上に
体内でウィルスが増えるのを抑える役割と考えてほしい。
まったく抵抗力がない状態から、免疫がついて治るまで、
数日はかかる。
その間は、まさに本人の体力勝負となる。
生き残るには、普段から体力を温存して、
丈夫な体をつくっていること。
よく寝、よく食べ、節制を心がける。
健康を保つことだ。
今年は、スペインの作曲家Isaac Albénizの没後百年にあたります。これを記念して、スペイン大使館では様々な行事が行われています。昨19日夜は、「音楽史の中のイサーク・アルベニス-その独創性と重要性」と題して、濱田滋郎先生の講演会が開かれました。
1860年5月、カタルーニャ地方北部・カンプロドン生まれ。4歳にしてピアノの公開演奏を行うなど、早くから天才的なピアノの才能を発揮。演奏活動の一方で、民族主義的作品から、アカデミックあるいはサロン風のものまで、ピアノ曲を中心に多数の作品を発表。バルセロナ、マドリード、ロンドン、パリ・・・各地で活躍した後、1909年5月、病によりこの世を去った。
上記のようなアルベニスの生涯、作品の概略にとどまらず、彼の愛すべき温かい人柄、他の作曲家たちとの交流、作品にまつわるエピソードetc、多彩な内容が濱田先生ならではの切り口、語り口で紹介され、スペイン語通訳付き2時間の講演がアッという間に終わりました。
お話されている濱田先生の楽しそうなご様子。本当にスペイン音楽がお好きなのだなぁ…と、こちらまで嬉しくなります。私がスペインの歌と出会った頃、すでに先生はスペイン音楽研究の大家でした。当時購入したご著書『スペイン音楽の楽しみ』は、今もって大切な資料です。あまり陽のあたらない分野をひとすじに歩まれるには、語れぬご苦労も多々おありだったこととお察ししますが、お目にかかってお話すれば、そんな事はどこ吹く風、スペインへの素朴な情熱が熱くひたすらに燃えている、そんな方でいらっしゃいます。私自身はもちろん、ジャンルを越えて、スペイン音楽に関わっている者は皆、濱田先生の存在に励まされ、勇気をいただいてきたのではないでしょうか。いつまでもお元気で!!とあらためて願った夜でした。
最近、町中の八百屋さんで、色んな品種のリンゴに交じり、FUJIと書かれたリンゴを発見!!
なんと日本からやってきたふじりんごでした。ちょっとお値段高めですが、やっぱり、美味しいです。
ということで、最近、はまってます。スペインにいながら、日本のものを…と思う方もいらっしゃるでしょうが、それでもやっぱり美味しいものは美味しいのです。日本も頑張ってるなぁ、と嬉しくもなります。
この前はある八百屋のおばちゃんに「これはジローナ(ヘローナ)産なのよ、FUJIだけど」と言われたものもありました。
…樹木もやってきて、こちらの大地で栽培されているということでしょうか。
食品の輸出入についてはよくわかりませんが、なんだかFUJI、国際的だなぁ、とまたまた嬉しくなってしまいました。
最近はショウガを置いている八百屋さんも出てきて、バルセロナ市内から少し郊外に住む私としては身近にこういう食材があり、助かっちゃいます。
先日、La Vanguardia新聞に、国を代表する女性の服についての記事がありました。少し前に、フランス大統領夫妻が国賓としてスペインに来た時に、マスコミが異常なほど夫人(Carla Bruni)に注目していて、それと対比するように王室女性や首相夫人の服や振舞いが取り上げられていたので、そこから派生した記事だと思います。
「少なくとも公式行事に出る際、自国のデザイナーや製品を身につけるべきだ」というもので、日本でそのようなことが新聞記事になったかどうか記憶にありませんが、なるほどと思いました。
その記事では、スペイン王妃・皇太子妃とカルラブルーニは自国のデザイナーの服を着ているので「良」。サパテーロ夫人は、いつも利用しているElena Benarrochというブティック(ほとんどがイタリア製の服らしい)の経営者の言うがままの服を着ているので、「X」(今後に期待という感じ)。 オバマ夫人が先日、路上生活者に食事を提供する施設を訪ねた時には、ランバンの400ユーロもするスポーツシューズを履いていたので、「X」となっていました。日本の皇室や首相夫人の公式行事の際の服はどうなっていたかしら?