Tortilla Española a la Japonesa
昨日は、久しぶりにスペイン風オムレツ(Tortilla Española)を作りました。スペイン風とは言うものの、自分風にさらにシンプルな味つけにしたもので、にんにくはごく少量、塩味も薄め、もちろん油もスペイン人が作るものよりはずっと少なめです。味つけを薄めにするのは、「柚子胡椒」をつけて食べるためです。
この、「柚子胡椒」という調味料をご存知ですか。以前はあまり見かけなかったのですが、最近はスーパーでも簡単に手に入ります。トウガラシと柚子の皮を熟成して作る塩味の強い独特の香りと旨みのある調味料で、もともとは九州方面の産品のようです。
九州とスペインの意外な味のコラボ!この柚子胡椒をスペイン風オムレツにつけて食べると、絶妙のハーモニーを醸します(マヨラーの方はマヨネーズもいっしょにどうぞ。いっそうご満足いただけると思います。)
一説によると、スペイン風オムレツは、もともとはスペインを征服したアラブ人により伝えられたものといわれています。とすると、「アラブ人スペインにオムレツ料理を持ち込む → スペイン人、これをアレンジして、常食にする → 日本の柚子胡椒との出会い!」と、こんなところにも世界の歴史が流入してくることに、感慨を覚えます。
料理の軌跡をたどるだけでも、壮大な人類の歴史と具体的な日常のひとこま、ひとこまに思いを馳せ、悠久の時と、今、ここに居る自分が結びつく喜びを感じます。
大げさですみません。でも、これ、本当においしいです。
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