Blog de Iberoamigos

 

鴨居玲 REY CAMOY 作品展

Categoría : スペイン, 芸術  MIQUITA.F  2010 年 7 月 19 日   17:09

偶然、時間つぶしに横浜駅東口のそごう美術館に立ち寄りました。

そこで知ったのが鴨居玲という洋画家です。金沢に生まれ、フランスや南米を回り、最後に彼を暖かく迎え入れたのはラ・マンチャの風景や、老人や、酔っ払いでした。

鴨居玲がスペインに住んでスペインの人々を描いたというのを知ったのは偶然。しかし、彼が描く人たちの表情はとても衝撃的でした。

1971年から彼はバルデペーニャスにアトリエを構え、地元の老人や酔っ払いをモチーフに描き続けます。画家としてスペイン時代が一番充実した時代であり、鴨居玲が残した代表作品の多くはこの時代にあります。スペインから帰国後、周囲の人々たちに暖かく迎えられながらも、描くべきものを失い、しだいに自分自身を見失い、行き詰まり、自殺未遂を何度も繰り返すようになって、ついに彼は自殺を遂げて、50代半ばで生涯を終えます。

彼が滞在した期間はフランコ政権の末期。彼が描こうとした老人や酔っ払いは、戦争の時代や不条理な日常を語るスペインの地元人々。鴨居が見た風景は、長い人生の中で、深く刻み込まれた悲しみや虚しさの行き場を失ったそんな「老人たち」でした。あの時代、スペインの地元の人々たちは酔っ払わずにはやってられないほど生活は苦しかったのだろうか?

作品の中でREI KAMOIではなくREY CAMOYとサインをしている。地元の老人たちと並ぶ彼の表情はなぜか日本人に見えない。おそらく、鴨居玲ではなくREY CAMOYではなかったのだろうか?彼のある作品に 「日本にて」という言葉も、”JAPON”とあった。

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ハビエル縁の地 パンプローナでは

Categoría : スペイン  MIQUITA.F  2009 年 11 月 8 日   00:08

フランシスコ・ザビエルの故郷はナバラ州にあります。日本に初めていらしたヨーロッパ人ではなかったでしょうか?日本でザビエル縁の地といえば山口。そんなご縁で、パンプローナは山口市と、そしてナバラ州は山口県と親しく交流をしています。

パンプローナ市内に、Parque Yamaguchiという日本式庭園のある山口公園があり、これは山口市から友好の印としてパンプローナに贈られたそうです。公園のそばに、ヤマグチ図書館があります。そこで、日本の文化や食事を紹介するイベントが10月半ばに開催されました。

最近はパンプローナ在住や駐在の日本人も数が少なくなってきたそうですが、私の友人のスペイン人は日本からの駐在員家族にスペイン語を教え始めたのがきっかけで今ではすっかり日本文化に染まってしまいました。彼女は紙芝居で日本の古いお話を地元の小学校の子供たちに聞かせるボランティアをしています。

ヤマグチ図書館で開催された今回の日本文化の紹介イベントでは紙芝居、文学鑑賞、茶道、折り紙、お寿司などを紹介して、大盛況だったとのことです。地元のパンプローナの人たちがたくさん訪れて、会場は満員だったそうです。

それから、今週スペインの日本大使館の大使がお見えになって、ヤマグチ図書館に日本語の本を寄付されたとのことです。

ハビエルが取り持った不思議なご縁。始まりは遠い数百年前からずっと歴史は流れ繋がってきたわけです。ハビエルが日本に上陸したのは15世紀半ば。そして、21世紀初頭に生きるわたしたち。

これからはスペイン国内のあちこちで日本とスペインの友好の橋がかかり、お互いの異文化交流、そして理解を深め、どんどんとひろがっていけばよいと思いました。

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¡VIVA SAN FERMÍN!

Categoría : スペイン  MIQUITA.F  2009 年 7 月 10 日   14:30
パンプローナ旧市庁舎

パンプローナ旧市庁舎

日本では、7月7日といえば、七夕ですが、スペインでは、サン・フェルミンの祝日です。

その前日の正午にナバラ州州都であるパンプローナの旧市庁舎で市長によってサンフェルミン祭りの号令がかけられて、14日の午前0時の終了まで、延々と9日間お祭りは続きます。日本では、「牛追い祭り」として広く知られるようになりました。

このお祭りのときだけ、パンプローナは国際都市になります。パンプローナという地名を世界に知らしめ、サンフェルミンのお祭りを有名にしたのは、あの偉大なる作家のE. Hemingwayです。そのためかどうかはわかりませんが、アメリカからの観光客が多いようです。因みに、私に友人親子もその方々に漏れず、シカゴからわざわざサンフェルミネス(LOS SAN FERMINES)に合わせてパンプローナを訪問し、私たちは赤と白のサンフェルミン・スタイルで街を歩きました。

パンプローナの友人によれば、今年は、スペイン経済も悪く、市の予算も減って、イベントなども多少減っているとのことです。

しかし、このときばかりはborrachosたちも堂々と街を闊歩できます。また、バルやレストランなど飲食店関係は寝ずに働きます。そして、このお祭りが終わったあくる日になると、昨日の騒がしさはなんだったのかって疑いたくなるほど、ほとんどのお店のシャッターは下ろされて、シーンとして、まるでゴーストタウンのようになってしまいます。

ある人の話に寄れば、この期間に一生懸命に働けば、一年分の収入を得るほどに儲かるそうです。因みに、この期間中の料金は一斉にハイシーズンの特別レートが適用されて、宿泊代もコーヒー代もピンチョスも通常の三倍に跳ね上がってしまいます。しかし、働く人たちは午前3時ぐらいまで働き、午前10時には店の中をごしごしと掃除しています。まさに寝ずのがんばりです。「スペイン人はあまり働かない」なんては絶対にいえないほどに猛烈に働きます。

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Juan Gelmanの講演会

Categoría : スペイン, 中南米, 文学  MIQUITA.F  2009 年 4 月 29 日   14:05

4月28日午後7時より、東京のセルバンテス文化センターで、2007年セルバンテス文学賞を受賞された詩人Juan Gelman氏による詩の朗読および講演が開催された。

ウクライナ移民としてアルゼンチンに生まれ、現在はメキシコ在住の詩人。

詩人自身が創作した詩を朗読。創り主である詩人の声とともに、紙面に印刷された言葉言葉一つ一つにまるで生命が宿るかのように蘇るように感じた。

私にとって、詩の朗読を聴いている間はとても贅沢な特別な時間に満たされていました。

きっと皆様の中にも参加された方もいらっしゃることでしょう。

メキシコ在住の私の友人によれば、メキシコではJuan Gelman が El Instituto Cervantes de Tokioで詩のリサイタルを行なったというニュースが El Universal に取り上げられたそうです。

http://www.eluniversal.com.mx/notas/594240.html

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ピレネーを越えて

Categoría : その他, スペイン  MIQUITA.F  2009 年 4 月 9 日   22:39

スペインは今週はSemana Santa。この週末は連休です。

スペインからSemana Santa休暇の話題でメール。パンプローナに住んでいるスペイン人の友人はご主人とビアリッツへ遊びに行くと書いてある。バルセローナ市内のレストランで修行中の日本人の友人はペルピニャンあたりにドライブをするとある。どちらもフランスへドライブするらしい。

ビアリッツはフランス・バスク地方にあってビーチで有名。夏のバカンスシーズンは非常に賑わいます。私は北スペインのフランス国境近くに住んでいたので、6月になると、週末はよくビアリッツあたりのビーチにシエスタしに行ったものです。

ペルピニャンの地名を聞いて、思い出したのが、ちょうどSemana Santa休暇の旅行で、スペインからピレネーを越えて、フランス側に渡り、そこから、ピレネー山脈に沿って、地中海までドライブしたこと。

スペイン側のピレネー山脈とフランス側のピレネー山脈って山々の表情というか顔が全然違っていた。高速道路を南下している途中にある休憩所。そこのお土産屋さんにはスミレなどのお花の香水がいっぱいで、ものすごくいい香りがしていた。周り一面お花畑だった。自然のお花からできた香水の香りににとても感動しました。

スペインやフランスを訪問して、ピレネー山脈の国境あたりを旅行される方々はあまりいらっしゃらないと思いますが、このあたりはワインや料理もとても美味しい地域でもありますし、お時間がおありでしたら、ぜひスペインやフランスの素朴なのんびりとした田舎の風景を楽しまれるのもよろしいのでは?

因みに、帰りは地中海の海岸線に沿って、COSTA BRAVAに寄りました。最初にピレネーを越えてフランスに入ったときもそうでしたが、フランスから海岸線に沿って、スペインに戻ったときも、国境線らしきものはほとんどありません。ただ、「ここからスペイン」「ここからフランス」という看板が立っているぐらいでした。小さい村々のある国境近くってこんなものかな?って思いました。

(ビアリッツに行くときは、国境には大きな検問所があり、通常は一般の車はほとんどチェックされませんが、トラック用のレーンはチェックのためいつも長い列を作っていました。)

MIQUITA.F

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Pimiento rojo de Piquillo (Piquillo産赤ピーマン)

Categoría : グルメ(B級も), 料理  MIQUITA.F  2009 年 3 月 22 日   20:30

スペイン・バスク地方にナバラ州があります。こちらのPiquilloと呼ばれる赤ピーマンのロースト。ナバラ州特産です。小ぶりで果肉が柔らかく甘い。ピーマン嫌いのお子様もきっと喜んで食べてしまいます。

通常は、お店では瓶詰めにして売られています。瓶から取り出してからそのままでも食べれますが、フライパンにオリーブオイルを温めて、軽く炒めてから、熱湯を注いで、しばらく煮込むとより甘く柔らかくなって美味しくなります。

日本ではなかなかまだメジャーでないかもしれませんが、もし赤ピーマンの瓶詰めが手に入ったときは、どうぞお試しください。

MIQUITA.F

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